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『サマージャム '95』の元ネタ

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日本語ラップの夏の名曲、『サマージャム '95』の元ネタを紹介します。

 

夏の日本語HIP HOPの名曲と言えば、スチャダラパーの『サマージャム '95』。大学1年生の時にバイトに行く途中のクソ暑い中、チャリを漕ぎながら聴いていたのを思い出します。はなから韻を踏む気のないゆるーいリリックと、良質なトラックが夏のゆるい一日の情景を思いださせてくれます。

 

今回はそんな私にとって思いいれのある夏の名曲『サマージャム '95』の元ネタを紹介したいと思います。

 

 

 

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サマージャム '95とは

 

サマージャム '95 / スチャダラパー

 

スチャダラパーの10枚目のシングル。1995年7月19日発売。

いまから20年以上前に発売された曲にもかかわらず、未だに人気の高い夏の日本語ラップの名曲です。

 

作りこまれたローファイなトラックに韻の踏む気のないゆるい日常系リリックが乗っかり、夏の気だるさをうまく表現した名曲です。

 

ちなみに、この曲には「熱めのお茶だ。意味深なシャワーだ。」

という突然、謎の歌詞が出てくるのですが、

元ネタはサザンオールスターズの『夏をあきらめて』の歌詞の一部。

この曲はラブホの歌らしいので、要は「ラブホに行く。」という意味らしいです。

 

 

また、最近では、鎮座DOPENESS × 環ROY × U-zhaannによりカバーされており、サマージャム '95が再び注目を集めています。

こちらのトラックはU-zhaannが演奏するインドの打楽器タブラとカンジーラのみで構成されており、シンプルかつ奥行きのあるみずみずしい日本の夏っぽいサウンドに仕上がっています。

 

 

サマージャム  '95 / 鎮座DOPENESS × 環ROY × U-zhaann

 

 

サマージャム '95の元ネタ

 

(フック部分)0:00~

Bobby Hutcherson / Montara

 

メインループは00:53から。もうこのままサマージャム '95が歌えるくらいそのままのサンプリング。

 

 

Outroの語り部分(2:13~)

Lovely Way She Loves / The Moments

 

 

サビ部分(1:04~)

Cracker MC's / スチャダラパー

自分たちの曲だけど、一応。

 

 

まとめ

 

非常にシンプルなサンプリングでした。元ネタである「Bobby Hutcherson」ピッチもBPMも何もいじっていません。ですが、ただそのまま使うのではなく、丁寧にサンプル場所をカットして繫げています。

 

ドラム部分に関しては見つけられませんでした。自分たちで作って、乗せたのかな。

 

以外にシンプルなサンプリングと思いきやBobby Hutcherson」の必要な部分だけをカットし、並び替えて繋げ、そこに自分たちで作ったドラムパートを乗せるという結構スキルフルなことをやっています。