【カバーソング】原曲崩壊のカバー曲たち10選【邦楽・洋楽】
昨今カバーブームですよね。
原曲を凌駕している曲ももちろん存在するのですが、
有名曲をろくなアレンジもせずに、
ただ歌うだけの売名に近いカバーが最近多すぎる気がします。
そりゃ、有名な曲だから売れるでしょうが、
アーティストとしてどうなんだろうと思うわけです。
ということでカバーソングの意味を再定義すべく、
原曲崩壊
のカバーの曲を紹介していきます。
それではどうぞ!
- Satisfaction / DEVO
- 上を向いて歩こう / RCサクセッション
- 未来は俺等の手の中
- チェリー / POLYSICS
- My favorite things / Andre3000
- イエスタデイワンスモア / ゆらゆら帝国
- アメリカ国家 / Jimi Hendrix
- In The Glitter Part 2
- Wanderwall / The Mike Flowers Pops
- My Way /Sid Vicious
- WALK THIS WAY / RUN DMC
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Satisfaction / DEVO
このDEVOによる原曲崩壊カバーは有名だと思います。
原曲はローリングストーンズのです。
カバーする気が全く感じられなくて、潔い。
歌詞以外全てが違います。
上を向いて歩こう / RCサクセッション
RCサクセッションらしい情熱的で素敵なカバーです。
すごく楽しいツイストロック調に仕上がっています。
このライブ映像では甲本ヒロトがゲストボーカルとして参加しています。
本当の兄弟のようで、微笑ましい映像です。
未来は俺等の手の中
この曲はいい意味での原曲崩壊です。
原曲はブルーハーツの『未来は僕らの手の中』です。
自身のリアルな下積み時代を歌った曲で、
日本語ラップの名曲としてだいたい挙がる曲です。
ブルーハーツのトリビュートアルバムに入る予定だったのですが、
原曲と違いすぎるとの理由で外されたらしいです。
原曲のコンセプトも残していて、
泥臭くめっちゃかっこいい曲です。
チェリー / POLYSICS
POLYSICSがスピッツの大ヒット曲をカバー。
PVがAudiosurf。
曲はというと、
チェリーの清清しさがまったく残ってないです。
めちゃくちゃ音が重たい。
Aメロは「21世紀の精神異常者」のモロパクリ。
このまま、「21世紀の精神異常者」が歌えそうです。
そして、サビはポリシックスらしいテクノポップ。
すごくアイディアに溢れたカバー曲だと思います。
My favorite things / Andre3000
ジャズの超名曲をラッパーAndre3000がカバー。
フレーズは「My favorite song」ですが、
そこに乗っかるのはまさかのドラムンベース。
激シブジャズがクラブで流れそうな曲に変化。
ジャズにドラムンベースを乗っけるという発想が凄まじいです。
このカバーはよくテレビのBGMで流れます。
イエスタデイワンスモア / ゆらゆら帝国
誰もが知ってるカーペンターズの名曲をゆらゆら帝国がカバー。
坂本慎太郎による和訳の日本語歌詞です。
完全にゆらゆら帝国のテイストに仕上がっています。
リズムは一応保っているけど、
暗すぎる。
それと、サビを子どもに歌わせるあたり怖いです。
楽曲中で使われている楽器は打ち込みのドラムのみ。
アメリカ国家 / Jimi Hendrix
ギターの神様によるアメリカ国家のカバーです。
目を閉じて聴くと、
本当に爆撃機の空襲の音のように聴こえます。
In The Glitter Part 2
世界的テクノミュージシャンが、日本のBuck-Tickをカバー。
エイフェックスがこの曲をカバーした理由は、
クソみたいな曲を1つでも減らし、音楽供養をしたかったため。
カバーする理由も最高です。
普遍的なラブソングが超絶アシッドに仕上がってます。
すみません。音源が見つかりませんでした。
Wanderwall / The Mike Flowers Pops
・・・。
なんなんだろうこの謎の世界観。
シュールすぎるカバーです。
音楽はバンド生演奏風60年代テイストです。
真面目なのかネタなのか判断が難しい。
歌ってる時の顔はどうにかならないのか。
他にもこの人はプリンスの「1999」や、
ドアーズの「Light My Fire」などをカバーしているようです。
興味がある方は是非、聴いてみてください。
My Way /Sid Vicious
シド・ヴィシャスによるフランク・シナトラ「My Way」のカバー曲です。
銃乱射して逃亡するPVが印象的です。
曲はというと、
ほとんど真面目に歌っていません。
というのも、この曲のレコーディング時、
シドは薬物が原因で廃人寸前でした。
この収録に際してもパリでのMY WAYの撮影時に既にシドは普通に行動するのも困難な状態なまでヘロインによって蝕まれており、体は痩せ細り衰弱しており、歌詞を覚えさせて1曲を収録するのに1週間近くかかった。
WALK THIS WAY / RUN DMC
このカバーは有名ですね。
カバーかサンプリングかの判断が付きにくいのですが、
エアロスミスのカバーです。
ロックとヒップホップを融合させたとにかくかっこいい1曲です。
さいごに
尊敬しているこそ完膚なきまでにぶっ壊すという精神がカバーだと思います。
少し強引な曲もありましたが、
楽しんで頂けたら幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。