【予測不可能】曲の構成が面白い曲17選
曲展開に「!」とするような複雑な曲を集めてみました。
曲構成が複雑な曲はほぼ、間違いなく名曲です。
曲調でその人の葛藤や表したり、人生を表したり出来るという、クラシックに通じるような名曲を紹介したいと思います。
それではどうぞ。
曲展開が全く読めない名曲17選
- 曲展開が全く読めない名曲17選
- 1.目が明く藍色 / サカナクション
- 2.Roundabout / YES
- 3.ブッタの休日 / Buddha Brand
- 4.Paranoid Android /RADIOHEAD
- 5.Bohemian Rapsody / QUEEN
- 6.銀河 / フジファブリック
- 7.A day in the life / THE BEATLES
- 8.Happiness is Warm Gun / THE BEATLES
- 9.Liberty & Gravity / くるり
- 10.Good Vibrations / THE BEACH BOYS
- 11.Master of Puppets / METALLICA
- 12.冬枯れ花火 / あぶらだこ
- 13.さよなら人類 / たま
- 14.Hocus Pocus / FOCUS
- 15.21世紀の精神異常者 / King Crimson
- 16.打ち上げ花火 / フジファブリック
- 17.世界塔よ永遠に / Flipper's Guitar
- 18.Honnoji / Zazen Boys
- 最後に
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1.目が明く藍色 / サカナクション
日本版のボヘミアンラプソディーみたいな曲。ロック→オペラ→ロックという流れ。9年間の時を経てやっと完成系に辿り着いたらしい。「ナイトフィシングイズグッド」も同じように様々な要素の音楽が混じり合った曲。
2.Roundabout / YES
ジョジョのEDで30数年の時を経て再熱。8分半の中で「同じ曲なのか」と思うほど、曲調がコロコロ変化する。ベースに痺れる。プログレのわりにキャッチーで馴染みやすい曲。
3.ブッタの休日 / Buddha Brand
ヒップホップは音楽ジャンル的に単調になりがちだが、この曲は様々な形に曲調が変わる。クラシック日本語ヒップホップの最高峰。
4.Paranoid Android /RADIOHEAD
ハードロック、教会音楽、グランジ...etcなど全部で7つの音楽ジャンルから構成されており、全部で転調は4回。有り得ないほど複雑だけど、不思議とまとまりを感じる90年代を代表する曲。
5.Bohemian Rapsody / QUEEN
この天才的名曲は外せない。曲構成が面白いでまず挙がるのは絶対これ。アカペラ→バラード→オペラ→ハードロックという曲構成。特筆すべきなのはオペラ部分で、200人分の声が重ねられており、メンバーの三人のみで録音した。
6.銀河 / フジファブリック
志村正彦時代のフジファブリックのプログレロックの楽曲。疾走感のあるメロディとシュールな歌詞のギャップが楽曲を際立てている。
7.A day in the life / THE BEATLES
前半パートはジョンによる綺麗なアコギの語り弾き。途中で入る世界の終わりのような音の後にはいかにもポールなキャッチーなブリティッシュポップ。ジョン・レノンはこの曲のレコーディングがビートルズで一番楽しかったと振り返っている。
8.Happiness is Warm Gun / THE BEATLES
全く曲調の違った3曲を繋ぎ合わせ、作成されたジョン・レノンの曲。74テイクも取り直された大作であるが、歌詞の内容はメタファーを取り入れた下ネタ。
9.Liberty & Gravity / くるり
岸田の色んな物を取り入れる能力は凄まじい。ラップ、日本の伝統音楽、ロック、電子音楽の要素が混ざり合い、協調している曲。くるりの完成系を示すような曲。最近のくるりを敬遠してる人には是非聴いて頂きたい。
10.Good Vibrations / THE BEACH BOYS
サイケの曲調のくせにメロディがとても綺麗。曲中の音楽ジャンルの変化はないが、メロディが3回くらいガラッと変わる。テルミンの音も可愛らしい。
11.Master of Puppets / METALLICA
メタルは受け付けないという人にこそ聴いてほしい。練られた曲構成はプログレロックを彷彿させる。アンチドラックソングで登場人物が曲調とともに壊れていく様を表現している。
12.冬枯れ花火 / あぶらだこ
日本の超マイナーアングラバンドとQueenが肩を並べる記事があるだろうか。ノイズミュージックが転調を繰り返す。というか決まったメロディはむしろない。歌詞も意味不明。
13.さよなら人類 / たま
アングラから這い上がり、紅白出場まで到達した「たま」の代表曲。完全色物的扱いを受けているが、楽曲のクオリティは高く、プログレのような複雑な楽曲を日本の形に昇華している。
14.Hocus Pocus / FOCUS
70年代に人気を誇ったオランダのプログレバンド。曲調の変化たるや恐ろしく、ハードロックからまさかのヨーデル。
15.21世紀の精神異常者 / King Crimson
これもまた超有名曲。ロックとジャズの融合。プログレ界だけでなく、様々なアーティストに影響を与えた。
16.打ち上げ花火 / フジファブリック
フジファブリックによる「House Of The Holy」のオマージュ曲だと勝手に思っている。不思議で幻想的な曲調から一転、途中から疾走感のあるロックに。
17.世界塔よ永遠に / Flipper's Guitar
様々な音楽ジャンルが交錯する。小山田圭吾の難解な歌詞はとコロコロ変わる曲調は、まるで、物語の中を旅しているよう。
18.Honnoji / Zazen Boys
「本能寺で待ってる。」
この意味わからなさが癖になります。
最後に
最後まで記事を読んで頂きありがとうございます。この記事を書いて改めて感じたのは、構成が素晴らしい曲は歴史的名曲が多い。ここで挙げたような楽曲をつくるには相当なスキルが必要ということだと思います。「たま」などの超アングラバンドが日本という排他的な国で人気が出たのも、楽曲のクオリティが極めて高いことも要因の1つだと思います。
本当にガラッと曲調が変わる音楽は多く知っているのですが、(Tyler the Creator など)ここに挙げたようにごく自然に徐々に変化する曲という物は中々見つかりませんが、見つけ次第更新していきたいと思います。
それではまたの機会に。