くるりを知るにはまずこれを聴け!おすすめの名曲&アルバム
くるりを始めて聴く方におすすめの名曲、アルバムをランキング形式で10曲紹介します。
くるりは今年で結成20周年!
メンバーチェンジがかなり多いですが、20年間休止することなく、現在でも精力的に活動を続けている日本を代表するロックバンドです。
出しているアルバムは11枚、シングル29枚です。
20年間ずっーと売れてるバンドって、スピッツとミスチル、そしてくるり以外思いつきません。
くるりの特徴は、時期によって音楽性が全く違うということだと思います。
くるりが今までに触れた音楽性は、
- エレクトロニカ
- ロック
- フォーク
- ダンス
- シティポップ
- ヒップホップ
- クラシック音楽
やばいです。
幅広すぎです。
初めて聴く人はどこから聴けばいいかわからないと思います。
くるりファン歴10年のくるり大好きな私が選ぶおすすめの名曲、アルバム10選をそれぞれランキング形式で紹介していきたいと思います。
個人的には、変なことをやっているくるりが好きなのですが、その気持ちを抑えて
くるりを始めて聴く人が聴いてもスッと耳に入ってくる曲のみ集めてみました!
皆さんが、くるりを知るためのきっかけになってくれれば幸いです。
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くるりオススメ曲10選
くるりのおすすめ曲です。
初期~中期のくるり全盛期の曲が多くなると思います。
10.魔法のじゅうたん
2010年リリース、23枚目のシングル。チオビタ・ドリンクTVCM使用曲。
原点回帰シンプルなフォーク調。
優しく素直なメロディの素朴なラブソングです。
聴いてて、ほっこりする隠れた名曲です。
9.Birthday
2005年リリース、14枚目のシングル。
The Whoや初期ビートルズのような古いUKサウンドが特徴的。
バースデイソングですが、ちゃちにならないのが流石くるり。
コーラスワークが印象的ですねー。
8.宿はなし
アルバム『図鑑』からの1曲。
教科書に載せたい!
なんかワビサビ感じるわー。
海外に行って夜泊まるホテルが見つからない時はよくこの曲を思い出します。
7.ブレーメン
『ワルツを踊れ』からの1曲。
ロック+クラシック音楽。
そういう音楽は、大げさだったり、くどくなりがちですが、調和してます。
暖かいムードとアウトロの爽快感が最高。
6.ハイウェイ
12枚目のシングル。2003年リリース。映画『ジョゼと虎と魚たち』のテーマ曲。
必要最低限の音のみで構成されたシンプルな曲です。
たぶんコード5つくらいしか使っていない。
「僕が旅に出る理由は、大体100コくらいあって。」
一人旅に行きたい時の感情って大体こんな感じですよね。
あぁ、会社辞めたい。
5.ワンダーフォーゲル
2000年リリース、6枚目のシングル。
ピコピコ+ロック。
ばらの花と同時期リリースということで、エレクトロニカ時代のキレキレの岸田が味わえる。
4.ワールドエンドスーパーノヴァ
9枚目のシングル。2002年発売。
くるり風ヘンテコダンスミュージック。
ドラムとワウの音が気持ち良く、何度聴いても飽きない。
シンプルな曲調だけど、壮大。
3.東京
1997年リリース、記念すべき1枚目のシングル。
一人暮らしで東京にいる人には、絶対心に響く。
私は、彼女を地元に置いて東京に出てきた立場だったので、歌詞が胸に刺さります。
ちなみに、ピースの又吉も上京の頃によく聴いた思い入れのある曲と対談で語っている。
2.ロックンロール
2004年リリース、13枚目のシングル。アルバム『アンテナ』のリードナンバー。
「進めビートはゆっくり進む。足早にならず確かめながら。」
素敵な歌いだしです。
サビの美しく、爽やかなメロディとコーラスワークは必聴!
1.ばらの花
7枚目のシングル。2001年リリース。ドラマ『オレンジデイズ』の挿入歌。
邦楽ロック全体でトップ10には入る名曲中の名曲。
フルカワミキによるコーラス、歌詞、メロディ、曲構成、全てが恐ろしく完璧!
この曲聴いてピンとこなかったら、くるりは聴いちゃ駄目。
くるりのおすすめのアルバムベスト5
次に、くるりのおすすめアルバムを紹介します。
冒頭に言った通り、くるりは曲単位よりも、アルバム単位で聴いたほうがより楽しめます。
5位 くるりの20回転
1998年リリースの「東京」から「ふたつの世界」までの全シングルを収録したくるりの最新ベストアルバム。
前述の通り、くるりはアルバムごとに色があるので、ごちゃ混ぜにしたベストアルバムは面白さは半減。ただくるりを広く、浅く知りたいという人にはおすすめ。初期の曲、後期の曲全て、網羅出来ます。また、未発表曲やミックスヴァージョンなども収録。
1998年のデビュー曲「東京」から、先日リリースしたばかりの最新作「琥珀色の街、上海蟹の朝」までシングル曲全てを網羅し、さらにボーナストラックとして2006年11月にリリースされたコンピレーションCD「みやこ音楽」におさめられていた「5月の海」を収録。また、2003年11月にリリースされたシングル「ハイウェイ」のアメリカ・ロサンゼルスでミックスし、お蔵入りとなっていたヴァージョンが復活。
2011年10月に放送されたテレビ番組の企画で石川さゆりから依頼を受け、石巻で暮らす人々の言葉を丁寧に紡ぎ、節をつけ作り上げ、さらに現地の方々からの熱いリクエストによりCD化が決定した「石巻復興節」も収録されるなど、結成20周年を迎えるバンドの進化、発展をまとめた集大成で全38曲収録のCD3枚組というボリュームとなった。さらに、初回限定盤には豪華ブックレットが付属する
4位 The World Is Mine
4枚目のオリジナルアルバム。2002年リリース。前作『Team Rock』に引き続き、エレクトロニカ色の強いアルバム。当時珍しかった、ボイスエフェクトを多用。
1曲目の『Guilty』からこのアルバムの世界観に引き込まれ、『WORLD'S END SUPERNOVA』で最高潮に。くるりのアルバムの中では一番地味なアルバムかも知れないが、聴けば聴くほど好きになっていくスルメ盤。寝る前に聴くとくるりの音楽のぬかるみにはまっていくような不思議な気分に!
初のイギリス・レコーディングに臨んだ、2002年発表の4thアルバム。時代のアンセムと評された「WORLD’S END SUPERNOVA」を始め、無機質なテクノロジーとメランコリックなメロディが劇的な共鳴をみせた1枚。
3位 図鑑
ソニック・ユースの元メンバー、ジム・オルークをプロデューサに迎えた2枚目のオリジナルアルバム。オルタナティブロック基調のアルバム。メンバー間の仲は最悪。そんな状態で生み出された臨界点ギリギリのアルバム。
オルタナティブロックの激しい曲やバラード、インストゥルメンタルなど当時、岸田のやりたかった音楽を詰め込んだアルバム。でも、とっちらかっていないし、1枚さらっと聴ける。1曲目から4曲目までの流れが神懸かり的。岸田の音楽センスが最も光る1枚。
パワフルでスピーディなサウンドに、ハイテンションな手拍子がフィットした<3>、電車が大好きというヴォーカルの岸田繁が、地元を走る京阪電鉄の車窓風景や、街への思いを歌ったバラード<11>、音響派の代名詞、Jim O'Rourkeとのコラボレーションで作り上げたテクノ感覚のインストゥルメンタル<5>など、3人組バンドの枠にこだわらず、多彩なアプローチと、ライヴバンドらしいアグレッシヴな演奏を披露する、くるりのセカンドアルバム。
2位 Team Rock
3枚目のセルフプロデュースアルバム。打ち込みドラムや電子音を多様したエレクトロ二カ路線の曲が多い。『ワンダーフォーゲル』、『ばらの花』などの名曲収録。
非常に実験的なアルバムで、ラップ、シューゲイザー、ダンスミュージック、ロックなどの音楽ジャンルが交錯する。くるりの持つ音楽性の幅広さをこの1枚で体験できる。くるりのアルバムの中で一番動きがあり、一番面白いアルバム。おすすめの曲はMy Bloody Valentineの『Only Shallow』を大胆にパクった『Lv.30』。浮遊感のあるシューゲイザーサウンドと節目にはいる轟音のギターリフのメリハリが天才的。
21世紀はじめの日本を覆う異様な息苦しさと、どこにも出口が見えない圧迫感をまっすぐに見すえながらも、音楽の根源的なパワーによって「希望」のありかを示してみせた傑作のサード。テクノ~ハウスのダンスミュージックに接近する一方で、トラディショナルなロックンロールの魅力もきちんと提示し、自由な感性と音に対する研ぎ澄まされた感覚はひとつの高みに達している。「安心な僕らは旅に出ようぜ 思いきり泣いたり笑ったりしようぜ」というフレーズが泣ける<9>「ばらの花」ほか、くるりディスコグラフィの中でもずっと語られるであろう名曲が詰まっている。
1位 アンテナ
5枚目のオリジナルアルバム。2004年リリース。元ドラマーのクリストファー・マグワイアが参加した唯一のアルバムで、岸田曰く、 「クリストファーが作ったアルバム」。
フォーク→オルタナ→エレクトロ二カという音楽遍歴を経て、原点回帰のシンプルなロックが基調のアルバム。捨て曲なし!最盛期くるりの邦楽ロックを代表する名盤!くるりを初めて聴くならこのアルバムがおすすめ!
岸田繁が演奏の上手い下手にリアリティを求めるタイプのアーティストではないのは確かだが、必然のない「何でもアリ」を誰より嫌うのもまた確かだ。前作の直後から構想されていたこの5作目は、バンドがロックンロールし続けるための肝をつかんだ、確かな芯のある作品になった。要は、岸田の音楽への潔癖なまでの姿勢が、ようやく彼の思うレヴェルに到達したということなのだろう。
新ドラマー、クリストファーのくるりに対する理解と努力が果たした功績も大きい。聴き込むほど増してくる「ロックンロール」の曲・音・発語の絶妙なグルーヴが喚起する前向きな感覚。また、日本民謡的なコード感のある曲での独自の消化力などは目を見張る進化と言えるだろう。早くも2004年最重要作の登場だ。
あとがき
くるりを初めて聴く人に気に入った曲、アルバムが見つかったら、光栄です。おそらく、ファンの方にとってはベタすぎて、面白味のない記事かもしれません。
記事を書いていて、くるりの曲を改めて聴くと、岸田は本当にいろんな音楽を知ってるし、幅広いなーと思う。ラップやブラジル音楽も詳しかったりします。
次はどんな曲で裏切られるのでしょうか。
これからも、進化し続けるくるりに期待です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。