人間パーティー

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【しりとりえっせい】しりとりで出た単語を語っていくよ!

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皆さん、「しりとりえっせい」ってご存知でしょうか?

 

 

故中島らもの短編小説で、もともとはラジオの企画だった物です。ルールは至ってシンプルで、「しりとりで出た単語を語る。」それだけです。シンプルである故に、中島らものシニカルでユーモラスな視点が際立っていて、非常に面白い作品です。

 

 

 

この小説に感銘を受けた私が、しりとりで出た単語について私が思っていることを書き殴りまくります。きっとSEO的にも良くないし、見てくれる人もあまりいないと思うので、好きなことを書きまくります。中島らものような卓越した洞察力がある訳ではないので、ご了承ください。ただ、オチ的な物だけはつけたいなーと思っています。

 

 

文庫本と同じように「しりとり」から始めたいと思います。

 

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しりとり

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私はしりとりがめちゃくちゃ強い。しりとりでは負けたことがない。そもそもしりとりに勝ち負けが存在するのか疑問に思う人も多いだろうが、存在するのである。4人で遣り合ったら2時間くらいかかるけど。相当な暇人でないと、勝ち負けのあるしりとりにはたどり着けない。

 

 

私がまだ中学生だった時、私の所属する野球部内で何故かしりとりが大流行した。野球部ではいろんな物が突然大流行する。遊戯王カードとか、ベイブレードとか、、、主に、懐かしい物である。

 

 

その中の1つが「しりとり」であった。

たしか、しりとりで何かを賭けていたような気がする。賭けるといっても、お金などではなく、負けたら好きな娘を言うとか、好きな娘に告白するとかすごく可愛らしい物であった。

 

 

野球に関しては適当で、ユニフォームに着替えるのに2時間くらいかかっていたクソ部活だったが、何故かしりとりにだけはみんな熱かった。地元の弱小チームに負けても、バスの往復の時間では馬鹿みたいにしりとりをやっていたのを覚えている。

 

 

私にはその当時付き合っていた彼女がいた。部活内の1/4くらいは彼女がいて、その人たちは「しりとりに負けたら彼女と別れる」ということを賭けてたように記憶している。今思うとムチャクチャだ。(でも、しりとりで負けても別れる人はいなかった。負けて告白した奴はいたけど。)

 

 

私がしりとりに強い理由は、

 

怒涛の「る」攻めである。

 

 

「る」から始まる単語は約520語と、他の言葉に比べて非常に少ないことはしりとりガチ勢にとっては承知の事実であるが、私のさらなる強みは、人生で最も記憶力がある時期である中学生という立場を活用して、「る」で始まる単語、「る」で終わる単語を脳みその中に根こそぎ叩き込んだことである。おそらく「る」で始まる単語であったら、今でも400語くらいは即座に言えると思う。

 

 

「しりとりが強い」なんて何の取り柄にもならないことだし、しりとりを2時間もやるなんてことは時間の無駄以外の何者でもない。実際、今思うと「しりとり」ごときに熱くなっていたか不思議である。

 

 

だけど、これからの人生で2時間もしりとりをするなんてことは絶対ないんだろうなーと思うとなんだか悲しい。

 

 

しりとり⇒リンガーハット

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 体が受け付けない食べ物が存在する。

 

私の場合は、

 

  • ボンカレー
  • カップ焼きそば
  • W餃子定食(日高屋)
  • ドーナツ
  • リンガーハット

 

である。これらに共通することは、超好きだったのだけど、

 

食べ過ぎてしまったため食べられなくなった物である。

 

 

特にリンガーハットの場合はひどい。入社してから、会社の周りのまともな飲食店はリンガーハットだけであった。なので、昼休みはほぼ毎日ちゃんぽんを食べていた。会社で嫌な事があった後もちゃんぽん。怒られた後もちゃんぽん。大事な会議の前にちゃんぽん。

 

 

そんな生活を繰り返したある日、大好きだったリンガーハットのちゃんぽんを全く持って受け付けない体になっていた。大好きなちゃんぽんに全く箸が進まない。というか、ちゃんぽんを見ると嫌な思い出がフラッシュバックするちゃんぽんのPSTDみたいになっていた。

 

 

この結果は誰も悪くないと思う。しいて悪者を挙げるなら、私を取り巻く会社環境だと思う。もちろんリンガーハットは旨いし、全く悪くない。そして、もちろん私は悪くない。どちらかというと被害者だ。

 

 

ただ、ごめんなさい。今後人生でリンガーハットには2度と行かない。

 

 

リンガーハット⇒とんぼ

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とんぼ。

グラウンド整備に使う方の「とんぼ」である。

 

運動場などに使用する、T字型の整地用具の俗称。トンボの全身に似ていることからこの名で呼ばれる。木製や金属製。グラウンドレーキ。

 

土の上で行う運動部でない人も体育の授業で使ったことがあると思う。私の小学校~高校時代は「とんぼ」と共にあった。小中と野球をし、高校では陸上であった私は、ほぼ毎日「とんぼ」を使っていた。 

 

あれは非常にダルい。

 

 

効率悪いのに全く便利にならない。

 

 

私たちのお父さん、お母さんも全く変わらないあの「とんぼ」を使っていたのだと思う。その間に、コンピュータが身近な物となり、スマホやネットワークが急速に発達し、目まぐるしく世の中が動いている中、とんぼの形は全く変わっていない。

 

 

使う人口も多いし、もうちょっと便利になってもいいのではないかと思う、まぁ、明確なビジョンがある訳ではないし、すぐには思いつかないけど。おそらく、私のような偏屈な考えでない限り、気にならないし、「どうでもいいもの」だと思う。なので、発展もしなかったし、新しい物を作ろうとはならなかったのだと思う。

 

 

ただ、「どうでもいいもの」や人の目に付きにくい物ほどビジネスに繋がりやすい。今より少し画期的なグラウンド整備の道具を発明出来れば、世界シェアNo1も夢ではないような気がする。 

 

とんぼ⇒ぼたん鍋

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「ぼ」もなかなかしりとりにおいて、強い存在だと思う。下ネタしか浮かばなかった。

 

 

ぼたん鍋ということで、いつか、狩猟をしてみたいなーと漠然と思ってる。というのも、「狩猟を行わない奴はサル以下」とか「狩猟の快楽は凄まじい」という内容の小説を読んだことから興味が沸いてきた。その小説では、農耕が始まって現代に至るまでは1万年しか経っていないのに対して、狩猟時代は299万年続いた。そのため、人間は本能的に狩猟生活を求めているみたいなことが書かれていたと思う。

 

 

単純な私は、「たしかに!」と思った。

 

 

ブログだけど、下にリンクを貼っておきます。

現代社会に感じる違和感は狩猟採集社会とのギャップである - ジブンライフ

 

 

実際、狩猟は魅力的だなーと思う。物事の本質に迫ってる感じがする。(うまく説明できないけど。)自分ひとりで、獣を〆て、調理して、食べられる。すごく「自分は生きてる」を実感出来ると思う。

 

 

ただ、狩猟を行うまでがめんどくさい。

ただ、猟銃の免許取得は金もかかるし、すごく手間がかかる。会社とか近所の人にまで、警察から「○○が猟銃免許を取る」という旨の通知がいき、「猟銃免許を取得する人」について諸々取調べを受けるらしい。また、試験もべらぼーに難しいらしい。なので、保留中である。

 

 

いつか、イノシシを自分の力だけで狩って、さっきまで生きていたイノシシの体から火傷するくらい臓物を取り出して、ぼたん鍋を食べたいなーと思ってる。

 

 

最後に

中島らもには、到底届かない。

 

 

どんな人生を歩んできたら、

あのコミカルで独自の目線を持てるようになるのか知りたいです。

 

 

きっと中島らもがブログをやっていたら、

めちゃくちゃ人気ブロガーになっていただろうなーと思います。

 

 

次の記事では、「べ」から始めます!

 

 

最後まで、お読み頂きありがとうございました。